指揮者のご紹介

マエストロ 和田一樹

 

 

 

 

東京都中野区出身。

2015年ルーマニアで開催された第6回ブカレスト国際指揮者コンクールにて準優勝、2017年にはヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮しヨーロッパデビューを果たす。オーケストラと聴衆から熱狂的に支持され、楽団の総監督より「最年少最優秀客演指揮者」の称号を受ける。以後、毎シーズンの客演を続けている。

 

京華中学高等学校、尚美学園大学作曲コース、東京音楽大学指揮科をそれぞれ卒業。2009年、オーケストラアンサンブル金沢主催第1回井上道義指揮講習会にて優秀賞受賞、2011年、ブラジルロンドリーナ音楽祭にて優秀賞受賞。

 

メディアでの活躍も多く、フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」において玉木宏、竹中直人に指揮指導、のだめオーケストラではオーケストラを指揮。アニメ「のだめカンタービレ」では音楽監修協力を務める。フジテレビ系列「笑っていいとも!」、特別音楽番組「マンマ!ミュージカ」、「()世界衝撃映像社」、「答えはきっと世界にある!」、日本テレビ系「ニノさん」など、定期的なテレビの出演により、クラシックの魅力を紹介している。CMレコーディングでは東京混声合唱団との共演で六花亭マルセイバターケーキ、江崎グリコ株式会社「ジャイアントコーン」を担当。CM内でも出演し、綾瀬はるかと共演。映画「マエストロ!」において、西田敏行、木下半太に指揮指導の他プログラム監修協力を、映画「モヒカン故郷に帰る」において、柄本明に指揮指導。映画「くちびるに歌を」では葵わかなに指揮指導の他、合唱指導、劇中歌レコーディングの指揮担当の他、指揮者役として映画に出演し、好評を博す。

 

現代作曲家の作品を積極的に取り上げる活動にも力を入れ、カプースチンピアノ協奏曲第2番、第4番の日本初演を行った。近年では和楽団「煌」において、和楽器合奏の大野理津作曲「夢螺狩」世界初演を指揮。また、自身の作曲作品においては、京王電鉄・京王ライナーオリジナルBGMを作曲し、京王音楽祭にて、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で初演された。

 

これまでに、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、静岡交響楽団、VIVID BRASS TOKYO、横浜シンフォニエッタ、東京混声合唱団、ロンドリーナフェスティバルオーケストラ、ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団、ヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団など国内外で指揮活動を展開している